友達100人できるかな 3巻 帰りたくない未来
友達100人できるかな 3巻 (アフタヌーンKC)
とよ田みのる
もし小学生に戻れたら・・・
関連記事は以下
友達100人できるかな 1巻 2巻 3巻 4巻 5巻
この3巻もいいエピソードがいっぱい。
友達作りのいろんな過程が楽しめます。
中でも好きだったのはカイカイと井森君の話かな。
まずはカイカイのほうから。
名前は甲斐優。
勉強はできるけどほとんど喋らないのでとっつきにくい感じの子。
このエピソードは直行視点ではなく、
カイカイの視点で物語が描かれます。
というわけで直行が何を考えてるかわからなくて新鮮です。
直行の、
「本気でいくよ」
ってセリフのときはカッコよかったし!
でも他人の視点で見ると直行の行動はおかしかったけどw
*掲載画像は紹介作品からの引用であり、著作権は作者および出版社にあります。
とよ田みのる
もし小学生に戻れたら・・・
関連記事は以下
友達100人できるかな 1巻 2巻 3巻 4巻 5巻
この3巻もいいエピソードがいっぱい。
友達作りのいろんな過程が楽しめます。
中でも好きだったのはカイカイと井森君の話かな。
まずはカイカイのほうから。
名前は甲斐優。
勉強はできるけどほとんど喋らないのでとっつきにくい感じの子。
このエピソードは直行視点ではなく、
カイカイの視点で物語が描かれます。
というわけで直行が何を考えてるかわからなくて新鮮です。
直行の、
「本気でいくよ」
ってセリフのときはカッコよかったし!
でも他人の視点で見ると直行の行動はおかしかったけどw
で、このカイカイは直行のことがあまり好きではないんですよ。
以前は自分がクラス一の秀才だったのに、
直行がその立場を奪ったから。
その上、目立し、クラスの人気者だし、みんな誉めてるしで、
「絶対に友達になんかなりたくない!!!」
って思ってたんです。
自分に一つだけ取り柄があってそれだけは負けたくないのに、負けてしまう。
しかもそれ以外の部分でも相手は優れてる。
すごいやつだとは思うんだけど、認めたくない。
認めたくないから距離を置こうとする。
うーん気持ちがわかるなぁ。
というわけでプライドの高いカイカイですが、
そこはやっぱり子どもなんです。
子どもだから感情的に距離を取ろうとするけど、
逆に子どもで素直だから、気持ちがほぐれやすくもあるわけで。
直行と一緒に運動会の二人三脚を練習する中で、
徐々に気持ちがほぐれていく。
はじめは、
「しつこいな」「ガマンすればいいんだろ」
なんてマイナスの気持ちだったのが、
直行と一緒に真剣に練習に取り組むようになっていく。
ここは会話もほとんどないわずか数ページの描写なんですが、
カイカイの気持ちの変化がよく表れていて好きでした。
そして迎えた運動会。
「テストで一番取るのとは全然違う」
本番でまた気持ちが変化する。景色が違うことに気付くんです。
そして直行への気持ちも変わる。
ここでのカイカイの心の声がすごくいい。
これぞ"友達"って感じなんです。
ちょっとジーンときた。
そして走りきったあとカイカイは・・・
敢えて画像はのせないけどすごくよかった。笑っちゃったけどw
というわけで友達視点を生かし、
友達になっていく心の過程をしっかり描いたこのエピソード。
すばらしかったです。
この時点で3巻もいいぜ!と思ってたんですが、
最後のエピソードも良かったんですよ。
それが井森くん。
3人目の再来者。
といっても仲間になるわけじゃないんです。
この井森くんはもう友達を99人まで揃えてる。
でも未来へ帰ろうとしないんです。
未来よりも小学生の"今"のほうがいいから。
これはこの作品を読んだときから思ってたことなんですよ。
小学生に戻れたら未来へ帰りたくなくなるんじゃないかって。
直行みたいなやつは違うでしょうけど、私だったら帰りたくなくなるかもしれない。
昔に戻りたいと思ってる人は少なくないと思いますしね。
というわけでそれを描いてくれたのがこのエピソード。
ベタっちゃベタなんですが、私ももっと今をがんばろうなんて思えました。
好きな話です。
ちなみにヒカルちゃんの話。
「アナタ達とは友達になれない!!!」
いくらなんでもひどいことやり過ぎ!と思ってたんですが、
作者コメントで"スネてたのかもしれない"ってのを見て和みました。
きっとそうですね。
ちなみに1巻の直行はちゃんと言ってます。
やっぱり言わなきゃ伝わらないよなー
続きは以下
友達100人できるかな 4巻 役立たずな直行
↓バナークリックでやる気が出ます!
以前は自分がクラス一の秀才だったのに、
直行がその立場を奪ったから。
その上、目立し、クラスの人気者だし、みんな誉めてるしで、
「絶対に友達になんかなりたくない!!!」
って思ってたんです。
自分に一つだけ取り柄があってそれだけは負けたくないのに、負けてしまう。
しかもそれ以外の部分でも相手は優れてる。
すごいやつだとは思うんだけど、認めたくない。
認めたくないから距離を置こうとする。
うーん気持ちがわかるなぁ。
というわけでプライドの高いカイカイですが、
そこはやっぱり子どもなんです。
子どもだから感情的に距離を取ろうとするけど、
逆に子どもで素直だから、気持ちがほぐれやすくもあるわけで。
直行と一緒に運動会の二人三脚を練習する中で、
徐々に気持ちがほぐれていく。
はじめは、
「しつこいな」「ガマンすればいいんだろ」
なんてマイナスの気持ちだったのが、
直行と一緒に真剣に練習に取り組むようになっていく。
ここは会話もほとんどないわずか数ページの描写なんですが、
カイカイの気持ちの変化がよく表れていて好きでした。
そして迎えた運動会。
「テストで一番取るのとは全然違う」
本番でまた気持ちが変化する。景色が違うことに気付くんです。
そして直行への気持ちも変わる。
ここでのカイカイの心の声がすごくいい。
これぞ"友達"って感じなんです。
ちょっとジーンときた。
そして走りきったあとカイカイは・・・
敢えて画像はのせないけどすごくよかった。笑っちゃったけどw
というわけで友達視点を生かし、
友達になっていく心の過程をしっかり描いたこのエピソード。
すばらしかったです。
この時点で3巻もいいぜ!と思ってたんですが、
最後のエピソードも良かったんですよ。
それが井森くん。
3人目の再来者。
といっても仲間になるわけじゃないんです。
この井森くんはもう友達を99人まで揃えてる。
でも未来へ帰ろうとしないんです。
未来よりも小学生の"今"のほうがいいから。
これはこの作品を読んだときから思ってたことなんですよ。
小学生に戻れたら未来へ帰りたくなくなるんじゃないかって。
直行みたいなやつは違うでしょうけど、私だったら帰りたくなくなるかもしれない。
昔に戻りたいと思ってる人は少なくないと思いますしね。
というわけでそれを描いてくれたのがこのエピソード。
ベタっちゃベタなんですが、私ももっと今をがんばろうなんて思えました。
好きな話です。
ちなみにヒカルちゃんの話。
「アナタ達とは友達になれない!!!」
いくらなんでもひどいことやり過ぎ!と思ってたんですが、
作者コメントで"スネてたのかもしれない"ってのを見て和みました。
きっとそうですね。
ちなみに1巻の直行はちゃんと言ってます。
やっぱり言わなきゃ伝わらないよなー
続きは以下
友達100人できるかな 4巻 役立たずな直行
*掲載画像は紹介作品からの引用であり、著作権は作者および出版社にあります。
tag : 友達100人できるかなとよ田みのる漫画感想