宙のまにまに　8巻　　あの伏線がついに！ -- 良キ漫画求ム！

宙のまにまに　8巻　　あの伏線がついに！

宙のまにまに　8巻 (アフタヌーンKC)
柏原麻美

美星の頭の良さにびっくりだよ！

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今回のイベントは修学旅行！
つまり3年生はいない！
というわけで鬼のいぬ間に・・・と姫ががんばります。

宣戦布告までしちゃう。

でもどうせ進展しないんだろうな～なんて思ってたけど、
そんなことはなかった。

前半はクラスが違うってことでなかなか一緒に行動できなかったり、
相変わらずの残念な感じだったんですよ。
どよ～んとなってる姫がいつも通りでこれはこれで良かったんですが、
後半に驚きの展開が！

髪がボタンに引っかかる。

姫のとっておきの伏線といえばこれですよ！
髪がボタンに引っかかったのが朔との出会い。
それが恋のきっかけでもあったのですが、
朔のほうはそれを覚えてなかった。
この伏線はずーっとほったらかしだったので、
下手したらこのまま明かさずに終わるのかと思いましたが、

「それ・・・・あたし・・・・」

ついにそのときが！！！
朔はその出来事を覚えていて、
姫はそれが自分だったことを告げる。

待ってました！
ついに1巻からの伏線が発動！
一気にたたみかけるチャンス！！
行っけぇええええ！

・・・・・
・・・いい雰囲気になっただけで終わっちゃった。

そんだけかよ！！

宙のまにまには時間は経過するのに人間関係はほぼ進展しないけど、
まさかこの伏線を使っても進展しないとは・・・
こりゃ姫は最後まで健気にがんばるポジションで固定っぽいですねぇ。
ま、それはそれでおいしいからいいかｗ

というわけで姫はよくがんばったのですが、
今回それ以上に良かったのが朔と会長の話。
会長は小説を投稿するかで悩んでるんですが、
朔がその背中を押します。

「ぼ・・・僕のへったくそな文章です！！！」
「未完成だし・・・人に見せるの初めてなんですけど・・・！！」

会長を後押しするために、自分の小説を読ませるわけですよ。
なんという青春的アプローチ！！
恥ずかしくて真っ赤になってる朔もいいし、
つられて真っ赤になってる会長もいい！
この行動はすばらしいですね。若さを感じる！朔すばらしいな！

そしてその後、

「！？」

朔から目をそらす会長！
オーラで会話する二人！
ここが8巻のニヤニヤポイントですよ！
満足だッ！

というわけで相変わらず恋の進展はなかったけど、
受験も迫ってきて空気が変わってきたこの8巻。
次はいよいよ・・・？
9巻も楽しみです。

ちなみに今回美星と会長の腐れ縁っぷりが回想されるのですが、
そこに出てくる小夜が・・・